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狩りを終えて無事村に帰り、一息つく狩人は何を想うのか。 ここはそんな机の上・・・。
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さふぃ邸様よりお題を頂戴して。
そのボウガンがロールアウトされるに至った背景を系統図に記そうというもの。

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イコン式狙撃重弩 開発系統図


ギグスナイプ

├×黒嶺鯨砲(海造砲ストック:接合部が出力に耐え切れず、廃案)

├×黒嶺鯨砲(カノンストック:反動過多により廃案)

└─黒嶺鯨砲(火竜砲ストック:正式採用)

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イコン式初代狙撃重弩として開発されたギグスナイプを、苛烈極まる上位クラスの狩猟に対応するために二代目の開発を決める。
狙撃ロングバレルとして唯一無二を誇るヘビィバレル、そしてLV2通常弾の装填数が優秀な海造砲ストックはギグスナイプよりそのまま引継ぎ、出力向上のため峯山龍ジエン・モーランの素材を用いたフレームを採用することに。

反動計算は十分であったはずが、試射試験中にフレームとストック間の接合部が折れる事故が発生。使い手に伝わる反動こそ抑えていたものの、細い海造砲のストックはジエンフレームに耐え切れなかった。
後に海造砲ストックは別系統の教練用重弩、ククルホーンへ流用されることになる。

次にイコンは、L2・3貫通弾の多装填や属性弾の2種が光るブリザードカノンに目をつけた。カノンストックも海造砲と同様スマートな形状であり、接合部との整合性が懸念されたがこちらは問題なく稼動。
しかし、靱性が高いと思われた氷牙竜の素材のボディに、今度は亀裂が走る。氷竜の素材は甲殻に対して垂直方向の衝撃にこそしなり、それを吸収するものの水平方向への衝撃に対しては脆さが浮き出る。大破こそしなかったが、使い手への反動までもダイレクトに伝わる失敗作となってしまった。

長射程と高弾速を求めた狙撃重弩のためには、その出力に耐えうる強くてしなやかな素材を持つストックが必要不可欠だった。一時は峯山龍フレームの採用自体を諦めかけるが、工房へ幾度も脚を運び、職人から直に得ることのできた手がかりに一縷の望みを懸ける。
そうして生み出された長射程狙撃重弩『黒嶺鯨砲(へいれいじんほう)』は火竜砲ストックを用いて完成とされた。

しなやかながらも剛性を併せ持つリオレウスの甲殻を繋ぎ合せたボディを持つストックは、ジエンフレームの出力に耐え切るどころか、特殊弾薬の避けることができない反動までも打ち消す性能を誇った。接合部の相性も良好で、試射試験を無事終え、そのまま正式採用へと至る。

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ククルホーンは別系統だし、バリエーションがどうしても出ないのでまさかの廃案を系統図に載せました。まあ、夢破れた兵器群ってのも乙でいいものです(笑。海造砲はククルホーンに活かせてあげれたし、カノンストックもまた何か新しいボウガンに組み上げてあげたいと思います。
廃案にも何か名前をあげようかとも思ったのだけど、さすがに廃案なので(笑。呼ぶなら海造砲仕様とか、カノン仕様とかそんなので。


老山龍砲が作られるに至ったバックグラウンドを考えることも楽しかったし、こうやって相棒が作られるストーリーを自分の中に持ってると愛着なんかは三割り増しになったりしてね。
しかしこれは…仲間連中の系譜がかなーり気になります(笑。
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男性
自己紹介:
新大陸にて狩猟活動中。
狩人の矜持と思い出は十年の時を越える。
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