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狩りを終えて無事村に帰り、一息つく狩人は何を想うのか。 ここはそんな机の上・・・。
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私が武器を相棒と呼び、ただ一つの銃と歩いてゆこうと決めたのはヘビィボウガンを担いでからのことです。
ですので私がハンマーを担いで狩りを行っていた頃にはまだ相棒と呼べる一本は存在しませんでした。

しかし、あえてここで私がヘビィに出会うことなくハンマーを担ぎ続けていたならば、私は相棒とは何のことを呼んだのでしょう?
激鎚オンスロート?
角竜鎚カオスレンダー?
はたまたミラバスターでしょうか?
いいえ、確かに彼らにはとてもお世話になりましたし、今でもよく使わせてもらっています。
それでも彼らではありません。

ではその愛鎚とはなんなのか?
その名は鬼鉄丸(オニノクロガネマル)。
眩いばかりに黄金色に輝く、ド派手なハンマーです。


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ハンマー:鬼鉄丸

攻撃力:1040
斬れ味ゲージ:緑がかなり長い
麻痺属性(蓄積値):140
スロット:○

ハンマーを初めて狩りに用いた老人。その実力を上回ったという弟子が使った金色の鎚。

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皆さんの鬼鉄丸に対する評価はどうでしょうか?
少なくとも私の中ではあまり良い評価ではありませんでした、最初は。

それもそのはず、鬼鉄丸を作るころにはもうオールスターとも呼ぶべきハンマーたちを私は作り終えていたんです。
攻撃力や斬れ味ではオンスロートやカオスレンダーに、麻痺ではくろねこに・・・。
しかし彼はそれでも倉庫の中で不思議な光を放っていました。
「俺を使ってみればわかる」と。

とりあえず造りはしたんだし、試し打ちに何か狩ろう、と決めたその相手はティガレックス。
できるだけ走らせたくなかったので雪山の異常震域を選びました。
細かい狩りのようすは覚えてないし、ここではあまり意味がないのであるエリアでの出来事をひとつ。

エリア8での戦い、振り向きにスタンプを重ねて気絶値を稼いでいた私は、怒り時の飛び掛り×2を見て、次の威嚇行動を予測、後ろ足に攻撃することを考えます。
そのときに誤って回転攻撃を出してしまいました。
今思えば、それが全ての始まりだったのです。

偶然発生した回転攻撃は偶然麻痺エフェクトを発し、それまでの塵のような麻痺蓄積も重ねていたこともあって、ティガを麻痺拘束することに成功します。
おお、とこれはラッキー!とでも言わんばかりに頭へ向かって縦3を叩き込みます。
うまくホームランも2発当てたところで、スタン!
うおおおお!とここで私のエンドルフィンだかなんだか知らないけれど脳内麻薬大発生。
縦3を合わせて4発・・・「ンギャーーーッ!」

・・・まじかよっ!
一人で縦3を四回叩き込んで、そのまま討伐て・・・。
このときから私の彼に対する評価は一変しました。
一人での狩りはもちろん、仲間との狩りにも持ち出し、この派手なハンマーをうっとおしいとばかりに振り回していたのです。


誰もが振り返る派手な風貌をもちながらも、彼はとっても三枚目。
ハンマーという武器には肩を並べるには大きすぎる存在がゴロゴロしています。
そんな彼らの影に潜み、普段は輝きすらも届かない。

しかし本番の狩りに出れば彼は他のハンマーたちを圧倒する。
もともと1000overの攻撃力。戦うには十分な力を持っているのです。
そして、一回の狩りに出るか出ないか、というくらいの麻痺蓄積。
しかし、これこそ彼の生きる道。
長い狩りの時間のほとんどは目立たず、堅実に攻める。
しかし序盤から蓄積してきた麻痺が発生すれば、それはもうファンタジスタ。
全ての人が鬼鉄丸に魅了され、彼のフィーバータイムが始まる。

それから私は、彼と一緒に色んな狩りに出かけ、色んなモンスターを倒しました。
色んなハンマーと担ぎ、戦ってきたけれど、どれを相棒とするかと問われれば、私は胸を持張って応えます。
オニノクロガネマルが私の相棒です、と。


いつもより更に自己満足な文章になっている気がしないでもないですね;
それこそ今更ですが・・・。

さて今日はここまでにしておきます。
またお会いしましょう、このノートの上で。




と、最後に鬼鉄丸を象徴するかのような言葉を一つ紹介します。
この件を抜きにしても、とても好きな言葉の一つです。

「お前を育てた人達は 皆同じようなことを言ったよ 10回のうち9回はヘマをするが 
 たった1回・・・ 輝かしいプレーですべての人を魅了する」

「その代わり 1回のプレーで観客を酔わせろ 敵のド肝を抜け お前の中のジャイアント・キリングを起こせ」

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シビれるハンマー
なるほど、鬼鉄丸がシュガシュガさんの良い人でしたか。
麻痺ハンマーと言うとまず思い浮かべるのは、
自分も鬼鉄系だったりします。
形がそのままハンマーのアイコンでもありますし(笑)
少ない麻痺のチャンスにスタンを繋げ、
高い攻撃力でソロでも凄まじいダメージを叩き出すそのスタイル、
付加属性の通り実にシビレます。

本当に武器は使い手によって違う顔を見せてくれますね。
自分も鬼鉄丸を作った事はあるのですが、
さらに攻撃力に特化したカオスレンダーやウォーバッシュに目が行き、
鬼鉄丸を色の通りに輝かせる事はできていなかったと思います。
うーむ、自分の武器を見る目もまだまだのようです。

と、今回はこの辺りで失礼致します(ぺこり)
いよいよP2G発売日となりましたが、
睡眠時間だけはしっかり取られてくださいませ(笑)

それではどうぞ、良い狩りを!
ラーム URL 2008/03/27(Thu)09:00:01 編集
お返事:シビれるハンマー
いらっしゃいませー、ラームさん。
こちらは朝からぶっ続けでやってたので目がちかちかしてます・・・☆☆

>鬼鉄丸
そういえばハンマーのアイコンは鬼鉄系そのものですね(笑。長い間使っててたのに今教えられました。

鬼鉄丸のすごさは「孤高」ですよね。誰に担ぎ上げられるでもなく、自分自身で最後まで舞台をつくって劇を終える。最大で実に20秒以上の拘束をつくりだすことさえできる。それもアイテムさえ使わずに・・・。
浪漫という言葉を借りるならば、MH界でもきっての武器だと思います。


>武器の顔
本当に面白いですよね。
誰かにとっては倉庫の肥やし程度でしかない武器が他の狩人にとっては相棒と呼びうる武器にかわるんですから。

よかったらまた思い出したように使ってやってくださいね、こいつにしかできないファンタジスタを必ずや魅せてくれるはずですから(笑。

さすがに今日はもうやりませんが、また明日から樹海で迅竜と戯れてきます~。ラームさんも、ぜひ睡眠を忘れずに(笑。

それでは失礼します。
シュガシュガ URL 2008/03/27(Thu)23:02:07 編集
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著者
HN:
シュガー
性別:
男性
自己紹介:
新大陸にて狩猟活動中。
狩人の矜持と思い出は十年の時を越える。
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