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狩りを終えて無事村に帰り、一息つく狩人は何を想うのか。 ここはそんな机の上・・・。
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最近はPT戦をやればやるほど自分が何をやっているのかわからなくなることがあります。
以前にラオ砲運用・PT編では、老山龍砲を用いて10%の支援を取り入れると書いたのですが、あれを書いてから支援手としての腕は0から全く上がっていないことに気づきました。

昨日なんてわざわざ解除しなくてもいい場所にいるアーチャーの子の咆哮拘束を解除したり、頭っから壁を背負うことやヘイトのことも抜け落ちてました。
これは今一度老山龍砲での支援の形を深く考える必要がありそうです。

本日はPT戦における老山龍砲を用いた対グラビモス戦術を考えていこうと思います。
なぜなら昨日一番下手な立ち回りをしてしまったのがグラビモスだから(笑。
反省をこめてここで考えていきましょう。

さて老山龍砲でグラビモスに対してどんな支援ができるのか。
簡単に挙げて見ましょう。

・怯み拘束
ダメージによる怯みを起こし、瞬間的に敵を拘束する。

・誘導
ヘイトを稼ぎ、敵を誘導することで仲間の危機を救ったり、壁背負いや角刺し、罠などに誘導させることで攻撃支援にもなりうる。

・部位破壊
破壊そのものも目的ではあるが、ガンナーにしか破壊できない・しやすい部位などを破壊することで、他メンバーの攻撃力を弱点部位に集中させる。

・拘束解除
咆哮や震動により硬直している仲間を狙撃することによって硬直を解除する方法。

・アイテム使用
文字通りアイテムの使用。粉塵による回復やステータス補助、攻撃支援アイテムなど、使い方はアイテムの数だけありますが、ヘビィでそのスタイルを取る場合、納銃が遅いということは必ず頭に入れておかなければならない。


グラビモスに対して撃墜を狙うことは極めて難しい。というか彼が空を飛ぶ行動は落とし穴を抜けたあとと、ボディプレス時しかありません。
狙いずらいこともありますし、また撃墜したとしてもそれから得られる効果を考えるとあまり現実的ではありません。
よってグラビモス戦では撃墜は選択から外してしまっても問題ないでしょう。

ではこれらから原種・亜種に対するそれぞれへの支援方法を考えていきましょう。


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対グラビモス原種

老山龍砲での支援で念頭に置いておかなければならないのが、仲間がその攻撃を食らえば死んでしまうというその瞬間まで火力をさげないことでしょう。
不器用な老山龍砲で頻繁に火力を下げてでも支援を取り入れるくらいなら、他の銃に換えたほうがよっぽど役に立つでしょう。そこを忘れてはなりません。


・怯み拘束

硬い外郭をもつグラビモスを自分の望むタイミングで怯ませることは、一見難しく思われます。
自分が怯ませたいと考えていても、他のメンバーの攻撃によって怯んでしまい、蓄積の計算をやり直す・・・。
怯みを支援に用いる場合、とても重要な問題です。
しかし、グラビモスはとても大きい。剣士には届かない部位があります。
それは顔と首、そして背中です。

背中はまず剣士には届きませんし、顔や首には剣士たちは向かいません。
グラビモス相手に剣士で立ち回る場合、まず尻尾を切り落とすか腹の破壊に向かうはず。
ならばこれら3部位を怯み用に残しておけば、瞬時に仲間の危機を救えるのではないでしょうか。
ではこれらのどの部位を優先して攻撃すればいいのでしょうか。
先ほども言ったとおり火力を下げるわけにはいきません。より攻撃が通り、より早く怯み値寸前まで蓄積させる部位を狙ったほうが効率的です。

気になるのが背中部位の怯み値:240。
顔や首に比べると二倍もの差があります。これは顔や首に比べて二倍以上の攻撃が通る肉質でないとあまり狙う意味としては薄いかもしれません。
では顔と首はどうか。顔と首はどちらも怯み値:120。ならばよりダメージの通る部位を狙えばいい。
弾耐性はどちらも20%透過。火山の中で生きるだけあってとても硬い外殻を持ちます。
そこで目に付く首の水耐性。なんと30%透過するようです。
老山龍砲は多種の属性弾を扱うことが出来ます。加えてP2Gへの移行で属性弾の威力が上がったこともあるので、これを利用しない手はないでしょう。

更に使う水冷弾は貫通性質を持っています。
これはグラビモスのブレス時(むしろ普通に立っているときでも?)にそのまま首→腹へと通すことが可能です。
こうすれば腹肉質への攻撃と、それに付随する部位破壊へも貢献することができるので中々効果的ではないでしょうか。
水冷弾が尽きてからは、狙ったタイミングで怯みを起こすことは更に難しくなるかもしれません。
顔や首を貫通弾で通し、蓄積値を残しておくくらいでしょうか。

しかしそうするくらいなら正直に腹に直接貫通弾を通すほうがいいかもしれないし、PT戦で水冷弾が尽きるころにはまず腹が割れていることが多いのであまり心配することもないのかもしれません。
腹が割れてからは頻繁に怯むので、これも怯みを意図的に狙うよりは攻撃に主体を置き、剣士とともに火力を上げて無理矢理怯みを起こすくらいのほうがグラビモスも早く倒れていいのかもしれません。


・誘導

グラビモス原種はアスリート精神がとても強いです。
その場でブレスを連発する亜種と違い、縦横無尽にエリア内を走り回る。
ハンターたちは何も考えずに戦っていると、グラビモスとともにエリア内を疾走することになります。
そこで我々ガンナーは何かできないものでしょうか。

ここで壁背負いのスキルが重要になります。
自身の真後ろに壁を背負い、グラビモスの突進をそこで止めてしまうことで、単位時間辺りのダメージはそれをしない場合に比べて増加します。
これも先ほどの怯み拘束で使用する水冷弾や、貫通弾を使用するとヒット数が稼げてこちらにヘイトをむけることができるでしょう。

ここで積極的にヘイトを取るには攻撃のリズムを上げることが大切です。
リロードの遅い老山龍砲にリズムを上げろというのも酷な話ではありますが、できる限り回転数を上げましょう。


・部位破壊

グラビモスの部位破壊は腹と尻尾。
腹は怯み拘束と誘導を狙いつつも破壊を狙えるので特に書くことはありません。
尻尾にしても、誘導狙いでこちらに突進を誘発することで、剣士は突進の始めと終わりに尻尾攻撃のチャンスが出来ますし、ブレスがこちらに向いても剣士はやりやすいでしょう。
しかし誘導に関係してくるということは、やはり攻撃の回転を上げることが課題になってきます。
リロードを素早くすることもそうですが、被弾により時間を空けることになるならば、自身の被弾を減らすことも大変重要になってきます。


・拘束解除

攻撃特化銃による支援の花形(笑。
グラビモスの咆哮による拘束の解除。
グラビモスの咆哮は広範囲に渡って響くので、注意が必要。
特に腹に近づいて狙う剣士たちは、咆哮予備動作が見えにくくなっているので咆哮をまともに受けることが少なくありません。ガンナーにしても仲間の攻撃により、自分が予期していなかったタイミングで咆哮がきてリロードしてた、なんて日常茶飯事です。
こんなときにヘビィにシールドをつけてたりするとまず解除は間に合いません。
加えてグラビモスの咆哮の威力値は大きく、ヘビィのシールドだと大きくノックバックします。
これでは仲間の拘束解除ができないので、やはりグラビモス戦には高級耳栓のスキルが理想的であるといえます。
それに事故防止にシールドをつけていたとしても、どうせグラビモスのビームは防げません。突進はサイズが大きいとかなり避けにくいこともありますが、それでも軸ずらしさえ行っていれば避けれないというほどではありません。
ガンナーを名のるのならばこのくらいの突進、捌いてなんぼでしょう。

コレとは別に、老山龍砲での拘束解除の最大の注意点があります。
それは「外さないこと」。
リロードの重い老山龍砲に2発目は存在しません。
その一発に全てを込めて当てる。それが老山龍砲の撃ちかたです。私が貫通弾の撃ち方にこだわるのもそういった思いからです。そういった意味では本当の効率重視ではないのでしょうが・・・。
また外さないためにはあらかじめの予測はとても重要。
咆哮を予測して手を止めて待つということではなく、「もうすぐ咆哮が来るな」と頭に置いておくだけで弾倉内の弾丸を一発残すこともできるし、何より意識したことで行動が素早く取れます。
ま、外さないってこれがまた難しいんですが(笑。


・アイテム使用

最近注目しているのが閃光玉。
P2とは比較にならないくらいのランゴスタやゲネポスの麻痺攻撃。旧砂漠に出ると1クエスト一回は麻痺している仲間を見ます(笑。
そんなときとても役に立つ閃光玉。
先日であれば、ディアブロスの突進が終わり、さあ切りかかるぞ、という大剣のアニキがゲネポスの攻撃で麻痺。そこに閃光玉を投げて助けることができたということがあります。

このような状況であれば拡散弾で吹っ飛ばそうとしても、装填ができてもまず間に合いません。もしくは自分が被弾する。怯み値が蓄積していない状況で、敵を瞬時に止めたいのならば、仲間を助けるのにこれほど便利なものもないのかもしれません。

これはグラビモス相手でももちろん有効です。
皆様はタックルで吹っ飛んだハンターに追い討ちになぎ払いブレス、なんて経験はございませんでしょうか。
そんなとき一つ閃光玉があるだけで仲間の死を助けることができるのです。

しかしアイテム使用支援の課題はやはりヘビィの納銃速度の遅さでしょう。
先ほどからうるさく言っているとおり、老山龍砲での支援は火力を下げるわけにはいきません。
閃光玉を使うにしろ粉塵を使うにしろ、仲間が被弾することを予期して待つことは、火力を下げることに繋がります。
かといって支援が遅れれば仲間はやられる。ではどうすればいいのか。

仲間がもうすぐ被弾しそうだな、という予期ではなく「あ、食らう。」と思った瞬間に瞬時に判断、納銃してアイテムを使う。
そんなハイスピードな思考処理と反射神経のほうが、老山龍砲でのアイテム支援は必要になるのかもしれません。



さてここまでザッと書いてきたのですが、そこで一つ気づいたことがあります。

それは、アイテム使用を除いた老山龍砲を用いた支援では、ほとんど弾を入れ替える必要がないのではないかということ。
と、いうよりは怯み拘束や誘導、部位破壊にしろ、老山龍砲での支援は攻撃を起点にした支援が基本であるということ。
防御支援にしろ攻撃支援にしろ、この銃を支援に回すとほとんどは攻撃から始まる。
何か私が思っているより火力を下げる心配なんていらないのかもしれません。

老山龍砲での支援は、老山龍砲のカタチを換えるものであってはならないー、なんて頭固くしてましたが、この銃のカタチを換える支援なんてこの銃では出来ない。
なんていうとても簡単なことに気づきました。
あとはどれだけ冷静に戦況を把握できるかですよね。それが難しいのだけれど・・・。



さて今日はこの辺で失礼しましょうか。
珍しく支援について書きましたが、これもモンスターごとに整理していこうと思います。
どちらかというと自身のメモ書きの意味が強いので、老山龍砲にも支援にもあまり興味を持たれない方には非常に恐縮ですが;

ではまたお会いしましょう、このノートの上で。
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無題
初めてコメントいたします。
やはり支援あるところ私ありということで、興味深く読ませていただき、
なお非常に参考になりました。

考えてみれば自分がそこにいるというだけで、
まともに戦えば味方への支援になるのですから
老山龍砲の攻撃力というのはそれだけでも味方にとって大きな魅力
敵にとっての脅威になるものですよね。
それだけの攻撃力なので怯みにしても破壊にしても
「一発の攻撃にどれだけの意味を乗せられるか」
これが攻撃こそ本領とする老山龍砲のパーティでの意義に
なるのではないか、と思いました。


末筆にて恐縮ですが
私のリンク集にこちらのブログを追加させていただきますたので
事後ではございますがここにご報告申し上げます。
実は以前から少しずつお邪魔していまして
老山龍砲と歩むその姿、私とは決定的に違うものでありながら
まぶしく拝見していました。
これからもどうぞ、よろしくお願いします。
お互いの狩りの道に光あることを願っております。
それでは失礼いたします。
さふぃ URL 2008/05/01(Thu)23:54:51 編集
お返事:無題(さふぃ様)
いらっしゃいませさふぃさん!
憧れの方がウチにいらっしゃったということで、少々緊張しております(笑。
どうぞくつろいでいってくださいね。

支援手としてほとんど経験のないものがこうして記事をこしらえてしまって、「うーん見当違いなこと言ってないよなあ?」なんて心配していたので参考になると言って頂けると、とてもありがたいです。

老山龍砲の支援というものはある意味剣士に近いものなのかもしれませんね。ダメージを稼ぐことが役割とすることが、とてもアグレッシブだというか。
かつガンナーとして広い視野を持てるこのポジションは、実はかなりわがままなポジションなのかもしれません(笑。

以前そちらにお邪魔した際にも、さふぃさんからラオ砲の一発の重みを御教授いただきましたね。
それはその一発を当てる、という意味はもちろんですが、ラオ砲での支援は時に支援の手を捨てる選択も必要なのではないかと思っています。
数で支援を果たすのではなく、本当に大事なその瞬間だけというか。
だから一回のクエストで支援できた!なんて心底感じることは少なくても問題ないのかと思ったりもしています。


リンクの件ですが、御丁寧にありがとうございます。
私の尊敬するハンター様のお一人からリンクしていただけるとは、とても光栄です。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします!

さふぃさんと私の目指す道は明らかに違うけれど、いつかどこかで交わるものだと思っております。
いつか、一度狩場で本当にお会いすることができれば本望なのですが(笑。
そんなことも願いつつ、今日はこれで失礼します。

お越しくださってありがとうございました!またいつでもいらしてくださいね。
それでは。
シュガシュガ URL 2008/05/02(Fri)09:45:53 編集
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自己紹介:
新大陸にて狩猟活動中。
狩人の矜持と思い出は十年の時を越える。
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