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この黒狼鳥という飛竜は他の種にはない、誇りや知性といった本能以外の確固たる意志を持ち、我々を襲う。
それは私達ハンターのそれに限りなく近いのではないだろうか。
一時撤退し、私が回復薬を飲もうとしたその矢先に、樹木と大気を揺らす音に、身がすくむ。
彼が逃げた獲物を追ってきたようだ。
(休ませる気はないわけね・・・。)
私は老山龍砲を展開し、誰かを振り向かせるときのように優しく、ボディを二度叩く。
(もうちょっとだから頑張ってね)
地に足を着けた黒狼鳥はまるで舌舐め擦りをするように、こちらを威嚇する。
(しつこい男は、嫌われるわよ)
5-31. 傷つくは誇り スカー・フェイス
月に吠える
クエストLV:G★★
制限時間:50:00
指定地:樹海<夜>
主なモンスター:イャンガルルガ、カンタロス
依頼主:一匹狼のハンター
依頼内容:
フッ・・・。ひたすらに追い続けた
片目に傷のある黒狼鳥。ついに
樹海の一角で発見してやった。
だがいざ狩ろうとすると、奴め
驚くほど強い!援護を頼むぜ。
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依頼文から、以前ジャンボ村で出会った偉そうなハンターの顔が頭に浮かぶ。
まさかね、と思いながらも放って置く訳にもいかず、ちょうど黒狼鳥の素材も欲しいと思ったとこだし、引き受けることにした。
〔ネコ飯〕
黄金芋酒と幻獣チーズ
体力+50、スタミナ+50
ネコのおまけ術
〔スキル〕
自動マーキング
耳栓
最大数弾生産
〔装備〕
老山龍砲・皇 PB 攻撃力500(爪・護符)
霞のガンナー装備 防御力339(爪・護符)
〔アイテム〕
1/3 弾薬ポーチ
キレアジ×10
カラの実×99
ハリの実×99
LV2通常弾×99
LV3通常弾×99
LV3散弾×60
LV3拡散弾×3
水冷弾×60
2/3 道具ポーチ
カラ骨【大】×10
カクサンデメキン×10
落とし穴
閃光玉×5
回復薬
回復薬グレート×10
秘薬×2
元気ドリンコ×10
3/3 常時携帯ポーチ
調合書①入門編
調合書②初級編
調合書③中級編
調合書④上級編
力の護符
力の爪
守りの護符
守りの爪
水冷弾の背中への攻撃がとても有効なため、現地調合にて計90発を確保。
加えて拡散弾も調合含め13発を用い、背中の破壊を狙います。
LV3貫通弾は鳥竜種独特の細身の身体には有効ではないと感じたため、今回はベンチ入りならず。
いつもは回復薬までは携帯しないのですが、Gクラスガルルガの動きが非常にやっかいなので、大事を取り持っていくこととする。
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〔戦術〕
序盤は水冷弾→調合水冷弾→拡散弾という流れで背中破壊を狙い、以後は通常弾による顔と腹の狙撃をダメージ源に。
貴重な閃光玉5発は背中破壊で使用。水冷と拡散のどちらかは、現地で使用感を掴んで決定。
○立ち回り
・ノーモーション突進
基本的に前方にいなければ食らうことはないのですが、ガルルガのトリッキーな動きに翻弄されていつの間にかガルルガの正面に立つことも頻繁にあるので、いつも以上の軸合わせが回避の鍵となるでしょう。
・ついばみ
上のノーモーション突進から派生するついばみが非常に危険。回避ができても次のターゲッティングが速く、攻撃を加えようとして逆に攻撃されるパターンが予想される。
時間をかけてでも確実なタイミングを狙うほうが結果的には時間短縮となるのではないでしょうか。
・穴掘りクチバシ
リロードが比較的行い易い隙。正面に立たなければ大丈夫。
・ブレス
射線にさえ入らなければ、こちらの大きな攻撃チャンス。
通常弾使用でガルルガの後方に位置するときには積極的に腹を狙います。
・サマーソルト
「届かない」と甘く見ること無かれ。
意外と前に伸びてくるので無難に左右へ。
Gクラスに上がり、各種攻撃からの派生(キャンセル)攻撃がガルルガの隙の無さを更にアップさせました。
「避けてから撃つ」というガンナーの基本が試される相手です。
肉質的にもとても面白い相手で、弱点第一位の顔はともかく腹はとても狭く、スマートなエイミングが必要。
水冷弾をぶつけるにも、腹と背中の境界がわかりづらく、またそれらの部位がとても狭い。
それ以外の部位は極めて硬いという玄人好みな肉質である。
その動きも相まって、ガンナーの多くが苦手とする相手ではないでしょうか。
今回も討伐時間が気がかりなところではあります。
それでは、今回の狩猟記録を見ていきましょう。
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〔記録〕
エリア2からのスタート。
徘徊していたコンガ一頭を片付けてからガルルガの待つエリア4へ向かう。
・エリア4
拡散弾を一発だけ使用してみるけれど、リロードの機会がかなり取りづらいので、閃光との併用に決定します。
水冷弾をできるだけ翼や振り向きの頭に絡めて背中へ通します。
が、カンタロスがかなりのクセモノで、麻痺こそしないものの回避したいところの動きを止められたり射撃方向を変えられたりと邪魔以外の何物でもありません。
しかしここではあえて放置、ガルルガの攻撃で自然消滅を願います(笑。
何て甘く見ていたらガルルガからの被弾はゼロにも関わらず、体力の三分の一が減っています。
虫を甘くみるべからず。
二回の怒りを引き起こしたところでガルルガ移動。
・エリア2
先ほどコンガを片付けておいた(よかった!)東の湖畔にガルルガは降り立ちます。
が、ここでもカンタロス二匹が配置されていて、またチクチク体力を減らされます。
また射撃方向をズラされ、あせって1タイミング遅れたままガルルガのほうへスコープを向けてしまいます。
その隙を見逃すはずもなく怒り時のとんでもないスピードでついばみを食らいます。
いい加減我慢の限界が来たので(爆)、閃光でガルルガを止めて散弾でカンタロスを駆除することに。
閃光が解ける頃また移動。
・エリア2
フラフラとどこかへ行っては戻ってきたガルルガ。
水冷弾の90発を撃ち尽くしても壊れない背中に、続けて拡散弾を撃ち込みますが、閃光時でもそこそこ動き、また身体の形状により小爆弾があまり有効に当たってくれません。
仕方無しに背中は諦めて通常弾に切り替えたところ、なんと腹狙撃により背中部位が壊れました。
先日りむさんより教わった「胴部へのダメージ蓄積」が恐らくガルルガの背にも適用されているようです。
また数分も経たないうちにガルルガ移動。
ここですでに20分針が経過しています。
・エリア4
このエリアでノーモーション突進からのキャンセルサマーソルト被弾。
立ち回りの項で前方に伸びると書きましたが訂正します。横の判定も見た目より広めです。
すぐに閃光でガルルガを止め、秘薬にて回復。
が、その後突進と起き上がりについばみを食らい一死。
突進を食らうとお腹の下に引きずりこまれることが多いのでエリア際を取らないようにしなければ。
・エリア5
ガルルガは準備のうちにまた移動しまして、西側の切り立った崖際での戦闘です。
ここで頭の三段階破壊が完了します。
少し怒り易くなった気がするので、もう残り体力は多くはないのかもしれません。
しっかし本当にカンタロス多いな・・・。
・エリア4
L2通常弾の合間にL3通常弾を使っていたところ、兆弾にて偶然にも翼が壊れ、全ての部位破壊が完了します。
しつこいくらい書いているカンタロスによるザ・ワールドからの被弾が増えてきて、しかし無限湧きなのか処理も追いつかずはがゆい思いを抱きます。
・エリア2
もう何度行き来しているかわからない西の湖畔にて、あの誇り高き黒狼鳥が足を引きずっているところを発見!
飛び立つかと思いきや、こちらにも気づかず佇みます。
ここを逃す手はない、と温存していたL3拡散弾を装填、スコープを最大望遠まで絞ります。
二発の拡散弾により、まさに今飛び立つところを怯みで阻止します。
そして怒りに狂ったガルルガがこちらを向いたところにL2通常弾を撃ちこみ・・・。
討伐完了です。
討伐時間は38分47秒でした。
〔消費アイテム〕
キレアジ×10
カラの実×60
ハリの実×50
LV2通常弾×299(うち現地調合分200発)
LV3通常弾×38
LV3散弾×59
LV3拡散弾×12(うち現地調合分10発)
水冷弾×90(うち現地調合分30発)
回復薬×4
回復薬グレート4
秘薬×2
元気ドリンコ×4
時間がかかったな、とは思っていたけれど、通常弾の数がエラいことに。
予想していたよりよっぽど回復薬の消費が少なかったので、今回は御の字でしょうか。
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〔村に帰って〕
伏兵のカンタロスにはポーチに余裕があれば毒けむり玉も有効かもしれません。
散弾でもいいのですが、毒けむり弾なら投げさえすれば自動的に虫を落としてくれますので、そちらのほうが楽かも。
御の字といっても一死をしていますし、ヒヤッとする場面も多かったです。
ついばみや穴掘り等も、他の飛竜の攻撃の例に漏れず、振り返りを起点として始まるのですが、ここでは従来の「軸ずらし」よりはやや斜め前方へ飛び込んだほうが回避しやすいことに気が付きました。
丁度ディアブロスの突進をすれ違う感覚に似ているのですが、あれを攻撃発生より前に仕掛けることで、攻撃を回避しつつ後ろに回りこめます。
驚いたのがサマーソルトの速度です。
突進→サマーソルトのキャンセルコンボは見切ったつもりではありましたが、突進があまりに短く(見えないほどの距離)、ほとんどノーモーションサマーと言わんばかりの速度で繰り出してくるので、回避しづらいことがありました。
ガルルガはスピードが脅威というよりは各動きの間のキレ、クイックネスがとんでもないですね。
ナルガと似たタイプ。
静←→動の切り替えしが素早いのでラオ皇でのリロードはほんとヒヤヒヤものでした。
それでも全破壊も達成できたのは嬉しく、報酬も多くはありませんが貴重な素材が手に入りました。
腹の狙撃もよくできていたし、悪くなかったです。
長くなりますが、ガルルガは移動がかなり特殊であり、またハンターを追ってくるという性質ももつためエリアを利用した戦略も非常に有効だと感じました。
一度撤退して落とし穴を張ったり、爆弾をおいたり。
実は闘技場でのクエストはあまり得意ではなく、こういったエリアを駆け回るほうが狩猟らしい駆け引きができて好きであったりします。
ガルルガ-ヘビィの戦いは苦しいですが、とても楽しいですね。
今回はラオ砲の重いリロードでの手に汗握る一戦でしたが、ガルルガと同じ孤高の一角銃を使った高速戦闘もそれはそれは心躍る狩猟になるのではないでしょうか。
また機会があればお披露目したいと思います。
今夜はこれにてペンを置きます。
またお会いしましょう、このノートの上で。
狩人の矜持と思い出は十年の時を越える。