机の上でできること

※6/25修正
ボウガンのダメージ計算にクリティカル補正を入れるのをすっかり忘れていました。
当然計算結果はわけがわからないくらい違ってくるので修正致します。
加えて同日掲載の2-7. ボウガンの躍進　弾威力の向上 にてボウガンの弾威力が向上していることがわかりましたので、重ねて修正致します。


先に決意したGクラス岩山龍への挑戦。
そこにただ老山龍砲・皇を持ち込んだところで結果は見えているようなものでしょう。

ときにこんな旧い言葉があります。

「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」

文字通り、相対する敵のこと、そしてそれに対し自身が取るべきことを知りえていれば百戦戦っても負けはしない。
という孫子の言葉ですね。

今回はこの言葉に則り、岩山龍とはなんぞや？
私は何をすれば勝てるのか？という極めて当たり前のことから考えていこうと思います。

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Gクラス　岩山龍

体力：26666
全体防御率：75%（怒り時×0.8倍）

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全体防御率が75%ということは、肉質無視攻撃を含む全てのダメージ（毒によるスリップを除く）が25%、つまり3/4のダメージに減少するということですね。
上位岩山龍の全体防御率が100%であったことを考えると前回よりも更に厳しい挑戦であるといえるでしょう。

ではこの岩山龍を討伐するにはどれだけの弾薬が必要で、撃ちこめば倒れるのでしょうか。
今回は怒り回数を無視しての計算。
実戦でどれほどの怒り回数なのか把握してから修正するとしましょう。

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1. 肉質無視攻撃によるダメージ量

まずは必ず撃ちこむであろうLV3拡散弾、支給品の大タル爆弾の肉質無視攻撃

・L3拡散弾　全ての子爆弾を当てると仮定する（着弾ダメージは無視）
　
子爆弾32dmg×全体防御率75%×5発×持ち込み13発＝1560dmg

・支給用大タル爆弾

支給用大タル爆弾150dmg×全体防御率75%×2個＝224


拡散弾と大タル爆弾の合計ダメージ＝1560＋224＝1784dmg

・岩山龍の残り体力
26666－1784＝24882

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エリア5、バリスタと撃竜槍による肉質無視攻撃

・バリスタ　8発全部採取できると仮定（支給品と合わせ14発）

バリスタ100dmg×全体防御率75%×14発＝1050dmg

・撃竜槍

撃竜槍一本255dmg×全体防御率75%×4本＝764dmg


バリスタ・撃竜槍の合計ダメージ＝1050＋764＝1814dmg

岩山竜の残り体力
24882－1814＝23068

拡散弾等の当て方にもよりますが、ここまでは約束されたダメージ量です。
ここまでは個人の力量があまり関係なく与えることのできるダメージということです。
P2では毒・麻痺弾が肉質無視性質をもっていないため割愛。

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2. 通常攻撃弾薬によるダメージ量

メイン攻撃弾の通常弾は後に計算するとして、まずは第二主力のLV3貫通弾のダメージ量を考えます。
しかしこの貫通弾がどの部位にどれだけ当たっているのかがかなり不鮮明なため、あいまいな計算となってしまいます。
なのでここでは仮に肩→肩→弱点→弱点→背中と5ヒット4クリティカルとした場合で計算することにします。
ラオ砲・皇（爪護符有り）の武器倍率は416。
なので・・・、

・LV3貫通弾

肩部位2ヒット
武器倍率416×LV3貫通弾弾威力7%×距離補正150%×肉質20%×全体防御率75%×P2G弾威力補正115%×2ヒット＝12dmg

弱点2ヒット
武器倍率416×LV3貫通弾弾威力7%×距離補正150%×肉質80%×全体防御率75%×P2G弾威力補正115%×2ヒット＝56dmg

背中1ヒット
武器倍率416×LV3貫通弾弾威力7%×距離補正100%×肉質20%×全体防御率75%×P2G弾威力補正115%＝3dmg


LV3貫通弾一発あたりのダメージ＝12＋56＋3＝71dmg
LV3貫通弾総持込120発あたりのダメージ＝65dmg×120発＝8520dmg

岩山龍の残り体力＝23068－8520＝14548

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使用する弾薬として残りはL2・L3通常弾、そして属性弾があります。
使用する可能性のある属性弾薬は火炎弾、そして電撃弾。

近作にて威力が増大し、切り札的立ち位置へと昇格した属性弾。
しかしその二つの電撃弾は恐らく弱点狙撃に用いることは無さそうです。
電撃弾はもちろんですが、火炎弾を弱点狙撃に使わないことについて。
今回のような時間との勝負となると、火炎弾の装填数：3という数字はL2通常弾の連射と比べて大きく劣るものだと考えました。
そうであるなら貫通属性でどの部位にも15%通る電撃弾を、エリア侵入時の遠距離弾幕として使用するほうがよいのかなと考えたのです。

どちらにせよタイミングによっては全弾撃ちきることも難しいかもしれませんし、ダメージソースとしては見込まないほうがよいのかもしれません。

しかし火炎弾＜L2通常弾という考えはあくまでほとんどを弱点に当てることができてのお話ですし、そこまで達しなければ、弱点に50%かつ全部位に20%通る火炎弾を切り札として使ったほうがダメージ量は稼げるのかもしれません。
要検証。

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さて仮定仮定、となりますがLV3通常弾の兆弾具合は全く予想できるものではありませんので、残る体力17908を全てLV2通常弾でダメージを奪うと考えるとどれくらいの数のL2通常弾が必要なのか。

・LV2通常弾による弱点狙撃

武器倍率416×L2通常弾弾威力12%×距離補正150%×肉質80%×全体防御率75%×P2G弾威力補正115%＝一発あたり49dmg

岩山龍残り体力14548÷49dmg＝296

＝296発のLV2通常弾を弱点に精確に当てる必要がある。


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ここまで出した計算は大雑把かついい加減な計算であることは間違いありませんし、そもそも怒り時の防御率を考えていません。更にL3貫通弾の具合によっては必要な弱点狙撃ヒットの数は増減するでしょう。

天鱗を求めてラオに挑んだっきり、ほとんど赴いてはいませんし、1エリア内のL2通常弾の射撃可能数も把握してはおりませんので一概にはなんとも言えませんが、計算しなおした結果を見ると、お、これいけるんじゃないか？なんて軽く思ったりもします。

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天にそびえ雲にまで達する山を前にして圧倒される登山家のように、大きすぎる目標に対して震え出したくなっていましたが、なんかいい感じの数字になってきました。
いくらいい加減とはいえ、その山の標高を算出したことは間違いではなかったようです。

標高がわかれば各ポイントずつの距離がわかる。各ポイントの距離がわかればプランを立てることができる。
ひとつひとつ、あせらずに確実に行うことが登頂までの早道なのかもしれません。

さて今日はこれで失礼します。
またお会いしましょう、このノートの上で。