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狩りを終えて無事村に帰り、一息つく狩人は何を想うのか。 ここはそんな机の上・・・。
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諸々の事情で今日は実家に落ち着くことが出来ました。
ということで闇竜の知覚調査をキチンと終わらせてから少しお休みしたいと思います。


さて前回はこやし玉を用いて嗅覚の存在が無いことをを確かめたキッド。
引き続きフルフルはどうやって他の生命・存在を認識しているのか調査していきたいと思います。

今回は角笛の使用、もしくはそれの効果が見られない場合、フルフルの取る全ての行動に対して音爆弾による音響効果の影響を調べます。これらによりフルフルに何らかの影響が出た場合にはフルフルは聴覚を頼りに存在認識を行っていると言え、逆にそれらによる効果が一切見られない場合、フルフルは聴覚により他の存在認識を行っている可能性は低いといえましょう。

ではもし嗅覚・聴覚の両方がフルフルには備わっていないとするとき、彼らはどうやって存在認識を行っているのか。
私の考えは3つです。

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①周囲の温度(の違い)から動く対象を認識する。
つまり赤外線感知、サーモグラフィーってやつです。現実の生物でもヘビなんかは実際に赤外線感知器官を持ち、動物の体温を頼りに捕食活動を行いますよね。それがフルフルにも備わっているのではないかと思うんです。外見も一番ヘビらしいといえばらしいですし。


②空気の振動を触覚で捉えている。
わかりやすく言えば音を身体全体で受け止めているというか。例えばライブや映画館なんかで「音の衝撃」を感じた経験なんかはみなさんおありになるのではないでしょうか。そう、音って実際に空気を伝わって聴覚だけでなく身体で感じることができるんですよね。それをフルフルは過敏な触覚で受信し(イメージ的には痛覚がむき出しになっている感じですね)、対象を認識するのではないでしょうか。


③第六感による獲物の捕捉を行っている。
何を言っているんだとお思いでしょうが、これもそうバカにしたものでもないんです。前編でラームさんから「そういえば、フルフルが雪山の山麓川岸(エリア1)にやってくる時、まだフルフルが空中にいる時にポポが逃げ出します。 ポポの習性を考えればそのタイミングで発覚になっているんでしょうね。 目が良いはずのレウスでも着地する前に発覚になる事はないのに……。 」というコメントを頂きました。
ポポの外見的特長から察するに、あまり目も耳も優れたものを持っているとは考えにくいのではないでしょうか。そこで頭に浮かぶのが、「動物的カン」なのです。
実際の動物も自然災害や天災などのときに、危機を事前に察知して回避行動に移ります。これをフルフルはまた過剰な感覚を用いて、対象の認識・捕捉を行っているのではないでしょうか。もちろんそれが捕捉といえるかどうかはわかりませんが。

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この3つのどれかに該当するのではないか、というのが私の考えです。
もちろんフルフルが音に反応した場合にはこの考察自体が妄想に早変わりしてしまいますが。
それでは実際にキッドに確かめてもらいましょう。

前回は成功していたんですが、フルフルに近づき発見されないということはかなり難しい行為なんですね。
というのも、彼らの捕捉可能領域がかなり広いので生半可な距離ではすぐ察知されてしまいます。
ですので今回は沼地・4の高台から茂みに隠れ、フルフルに確実に見つからない距離を取りそこから角笛を使用することにします。
音爆弾の使用は発覚状態でも問題ないので、堂々と正面からぶつけてやりましょう。


コンガとガブラスたちを片付け、フルフルが現れるのを待ち続けます。
・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・。

来ました!何も知らずに着地行動を取るフルフル、まだこちらには気づいていません。
着地し、どこへいくのか、数歩歩くフルフル。
ここしかない、とキッド、角笛を吹きます!

ぷお~っ♪

・・・こちらを向き、のそのそと歩きおもむろに襲い掛かってくるフルフル。
思いっきり聴こえてんじゃねえかっ!!

PA0_0087.JPG








上の考察が全て水の泡と化してしまったので、ヤケクソで「角笛が利くなら閃光玉ももしかして・・・。」と試してみましたところ、閃光玉による発覚効果も確認しました。
しっかり見えてるやないかっ!

ある意味ハンター界に激震が走る結果となってしまいました(笑。
出てしまった結果は仕方ないので、ここから推察できる可能性を整理してみましょう。

---------------------------------

角笛効果について

A.フルフルには聴覚が備わっている。
B.角笛の特殊な空気の震動(音)を受け、察知した(上記考察②)。
C.製作者サイドのミス


閃光玉の効果(角笛と同様の発覚効果)について

D.フルフルには視覚が備わっている。
E.閃光玉発光時の温度もしくは炸裂時の音を受け、察知した(上記考察①・②)
F.製作者サイドのミス

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以上のような可能性が考えられます。
ちなみに音爆弾の効果については、フルフルが取る全ての行動に試してみましたが、一切影響はありませんでした。

前編・後編合わせて実験結果から、疑問視されていた嗅覚での存在認識の可能性は否定できました。
しかし聴覚・視覚・その他嗅覚以外の知覚器官の否定をすることはできず、何の知覚を持って対象を認識するのかまで限定を促すことはできませんでした。
しかし限定されないということは、その知覚の全てが機能しているという可能性もあり、現在考えられているフルフルの生態記録を覆す調査になったのではないかと思います。


以上で今回の調査は終了です。
ここまで見ていただいた皆様、実地調査に挑んだキッド君、お疲れ様でした。

「王国書士の調査記」では今回のような、モンスターハンターの世界観に関わる疑問・謎を考えたり解いていこうと考えています。
また引越しの余波が終わり次第、「老山龍砲と歩く」共々書いていきたいと思います。

それではこの辺で失礼しましょうか。
またお会いしましょう、このノートの上で。
 

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超電磁飛竜
こんばんはー。
あたしはフルフルってのは自分の周囲に微弱な電気を流していて、その電位の変化で獲物を捉えてんだと思ってるのですよ。ていうかどっかにそう書いてあったような気がします。コウモリが自分の発する超音波の反射を捉えんのの電気版ですね。そうするとポポの挙動もなんか納得な気がしますが。

角笛・閃光玉に関してはヘイト値をマックスにするという効果を問答無用で付加してるので、ということですね。フルフルだけそれ無し、というわけにもゲーム的に行かないでしょうし「制作側のミス」はあんまりですよ(笑)。
特に前作の双雷撃では上空通過のフルフルを(未発覚状態)角笛・閃光玉で強制降下させる、という手法がなかったらガンナー涙目だったので、個人的には感謝してる部分です(笑)。
HUNTER's LOG URL 2008/03/01(Sat)23:48:06 編集
お返事:超電磁飛竜
こんばんわログさん。ゆっくりしていってくださいね。

なにーΣ!フルフルにそんな設定あったんですね;妄想が本当にただの妄想で終わってしまいましたね。
でもそれだといろいろ納得できますねー。ポポが逃げ出すのはポポサイドじゃなくてフルフルにあったわけですね。

さすがにミスというのはあれなんですけど、うーん、個人的にはそれでもフルフルには角笛・閃光玉のヘイトアップ効果は効果なくしてほしかったです。
もちろん教えて頂いた電位の変化でそれらが感知できる、ということならば問題ないのですが、音も光も届かないモンスターなのに、そのアイテムのみシステム上の理由で利いてしまう、というのは少し納得できなかったりします。

双雷撃というからにはフルフル二体討伐になるんですかね?ということはタイムや分断の関係でその手法が必要だったのでしょうか。
似たような使い方で本来その飛竜が降り立たない場所で発見させることで、こちら地の利を得るような使い方もできますよね。P2では密林クシャハメだとか。P2では二体クエの場合一体辺りの体力がかなり低いのであまり使う機会がありませんが、次回のGでは再び使うことになるかもしれませんね。

それではこの辺で失礼します。
またいつでもいらしてくださいね!

シュガシュガ 2008/03/02(Sun)00:44:08 編集
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シュガー
性別:
男性
自己紹介:
新大陸にて狩猟活動中。
狩人の矜持と思い出は十年の時を越える。
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