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狩りを終えて無事村に帰り、一息つく狩人は何を想うのか。 ここはそんな机の上・・・。
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老人と森丘 様の先日の記事「白鱗の銃槍、猛る」を読ませていただいて、自分の愛武器(まなぶき)について、もう一度深く考える機会を得ることができました。
今日はそんな私と私の愛武器について書き綴ろうと思います。

 


私の愛武器はあまりにも有名すぎる一品です。
それは老山龍砲・皇。ヘビィボウガンの王として知らない人などほとんどいないのではないかと思います。

御存知のとおりボウガンの中で最強の攻撃力を持つモンスター・ヘビィボウガン。
その爆発的な攻撃力の反面、使いづらい弾種・遅い装填速度・チラチラ気になる会心マイナスと、決して気軽に使うことのできないボウガンとしての「誇り」が伺える代物です。

穴を穿つ。そのためだけに造られたような無骨なフォルムと、圧倒的なまでの「蒼」。私はそのデザインにも魅かれ、こいつを担いでいます。

しかし、私がこいつを担ぐ一番の理由は、性能やデザインだけではない、もっと別のところにあると思っています。


老山龍砲・皇は、私の性能を引き出してくれる銃なんです。
え?逆でしょ、ハンターが武器の性能を引き出すんじゃないの?って言われそうですね。
でもそうじゃないんです、私はまだ、ガンナーとしてラオ砲の性能を引き出すステージには至っていません。

上にも書いたとおり、ラオ砲には強大な攻撃力とともに、使用者を試すような扱いにくさが同居しています。
この扱いにくさはガンナーとしてのレベルを上げるためのものだと私は思っています。
私がこの銃を担ぐにふさわしい腕となったそのときに初めて、この銃の本当の力を見ることができるのではないかと思っています。
しかしそこまではラオ砲既存の力であって、ラオ砲の限界を引き出すことができるステージは、そこからがやっとスタートなのです。

なんでこんなこと書くのかと言うと、それはラオ砲が本当に高い性能を持っているからです。
性能が高すぎるものだから、使用者は強大なモンスターを狩ることで、それが自分の力であると勘違いをしてしまう。
強いと思っているからあえてそこから強くなろうと思わない。
私はそこで終わりたくない。

ラオ砲の力が凄まじいことに気づきはしましたが、その性能のプレッシャーに負けてラオ砲を肩から下ろしたくはない。
もっと簡単に砕いて言うと、ラオ砲強すぎるから使うのやーめた、なんてのは嫌なんですね。
「ラオ砲使ってるんですね、強いですよねー。」と言われて「私の愛銃ですから!」なーんて軽く冗談言えるくらい私はこいつを使いこなしてみたい。

そこで、ラオ砲で行くには辛いのでは?無理なのでは?という敵、条件を相手にこいつを担ぐのが一番であると考えました。

一つは、討伐にL2拡散弾調合撃ち、もしくは火事場使用が必須であると思われるモンスターの討伐。
一つは、ラオ砲・皇のほとんど下位互換の老山龍砲を使用して上位クエストをクリアすること。

・・・このブログを立ち上げてようやく、目指す方向性のようなものが出来たのかもしれません。
Gが出るまでの当分の間は暇にはならないでしょう。

実は、上の一つは今日ずっと挑戦してました。
相手は祖龍・ミラルーツ。硬化してからの攻撃にはガンナーならL2拡散弾調合撃ちが定石である強敵です。
あえてこの祖龍にラオ砲を担ぎ、「ラオ砲本来の力で倒す」という目的のため、L2拡散と爆弾と火事場使用を制限して挑んでいましたが、結果は惨敗。
おそらく硬化までは持ち込んでいるのですが、そこからが体力を削ることが難しく、時間を気にして無理な攻め方をして3死していました。
そのため完全に攻略できる攻め方を構築できていません。

下の一つはたった今思いつきました。
各モンスターごとの立ち回りも再確認できますし、武者修行にはもってこいでしょう。
ただ、下位の老山竜砲と言えどもかなりの力を持っていることは間違いありませんので(上位のいくつかのボウガンの攻撃力を超えています)、もう一つ制限を設けることにします。
上の挑戦と同じ火事場、爆弾、拡散L2の制限に加えて、「弾追加」や「装填数UP」「弾強化」「装填速度UP」等の一切のガンチューンナップスキルを禁止します。
こうすることによって大型の弾しか扱えない、大艦巨砲としてのラオ砲の力を使うしかありません。
L1貫通が使えなくなるだけでも、かなりの使いづらさを感じるのではないでしょうか。
しかし、これで上位モンスターを狩ることができて初めて、ラオ砲の力を引き出すステージに上ることができると信じています。

ラオ砲の強すぎること、でも使いたい!という悩みでしたが、要はその強さに見合う強さを自分が身につければ問題ないんですよね。
いつかその強さに見合う強さを手に入れるその日まで、一時ラオ砲・皇とはお別れです。
その日には、王座の上で踏ん反り帰ってる彼女も、笑顔を見せてくれることでしょう。
Gまでには絶対に間に合わせます。だってG級モンスターには今度こそ皇の力が必要だから。


これで今日はペンを置きます。
また次の狩りの目標ができたことが純粋に嬉しくて高ぶりが収まらないんで、またすぐ狩りにでることでしょう。
長くお付き合いいただきましてありがとうございました。

それではまた会いましょう、このノートのうえで。

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一歩後退に万歳
こんにちはー。
ブラボー!いきなりなんか突き抜けましたね(笑)。

ラオ砲【皇】の真の姿というのは、何気にまだ良く分かってないんですよね。あのL3系の弾というのが何なのか、とことんやってみた方、というのはほとんどいないんじゃないかしら。

しかも、一歩後退でラオ砲、これは素敵です。
通常のボスモンスターたちに対して、貫通L3をどう使っていったらよいのか、という1点だけでも大変貴重な取り組みになられますかと。
でも、ちょっと弾が足りねい?保険に通常L1追加くらいはあっても良いかもです。

しかしなんだか連鎖的にハンター魂が点火していくのを見てるとすがすがしいものがありますな。
もうP2Gに向けた準備以外は「過去のもの」という感じが多い中、シュガシュガさんもラームさんもP2の「狩り」そのものに大きく踏み込まれている。

やはり単純な「ゲーム」としての部分を突き抜けた先に踏み込んだ時に広がる、笑っちゃうような広大な狩猟空間こそがモンハンなんだと思います(この取り組みに思い至ったとき笑っちゃったでしょ?)。

あたかも未踏峰のようなラオ砲の真の姿にどこまで肉薄されるか…大変楽しみにさせていただきます。

あ、ところでこれがいきなり日の目をみるのはヤマさんかもですよ?
HUNTER's LOG URL 2008/01/28(Mon)12:53:54 編集
お返事:一歩後退に万歳
ようこそおいでくださいました、ログさん。
お待ちしてましたよー。

えへへ吹っ切れた感ありますか(笑。
実はラオ砲使いながらもずっと悩んでたんですね。私がこんな強い子使ってていいのかなー?なんて。

そうですね、実際ラオ砲のL3弾ってラオ砲使いの方でも散弾くらいしか使ってないんじゃないかと思います。
単純に性能だけみるとL3貫通よりL1のほうが優秀すぎますもんね。
あまりやらないことだからこそ、責任もってこいつの力を証明してこようと思います。

L1通常弾、それ頂きです(笑。
確かにカラハリ調合が尽きちゃったらどうしようもなくなりますね。
ありがとうございます、ぜひ使わせていただきます。

その火を点火させてくれているのは他ならない、ログさんやラームさんを始めとする先達のハンターの皆さんです。
あんなの見てしまうと、こっちも何かやりたくなっちゃうんですよう!

まさに「ははっ!そーか!」って感じですかね(笑。
ログさんが仰ったとおり、マゾじゃないんですよね。別に苦しいことがやりたいんじゃない。
自分と自分の相棒がどこまでやれるのか見てみたいだけなんですよね。
そしてその限界なんてものを探してるうちに知らないとこまで来てしまって。
そしたら一気に「モンハン」の楽しみが無限大に広がって。ただコレクションしたりただ討伐することだけが楽しみじゃないとわかったというか。
言葉ではうまく言い表せないけれど、ログさんの言うことはなんとなくですがわかる気がします。

これからトップどころかオーバードライブで行きますよ?
ぜひ楽しみにしててくださいね!

それではまたお会いしましょう、このノートの上で。


ヤマさんか、確かにラオ砲での相性は抜群そうですね。
H氏の記事での「目ハメ」も気になりますし、相手にとって不足はないです(笑。


シュガシュガ 2008/01/29(Tue)00:41:13 編集
初めまして
今日こちらのブログを見つけ、1日で全てのページを読ませて頂きました。
1つの武器種どころか1本の銃を愛し抜くその姿は自分のプレイスタイルからは考えられないもので、読み始めてすぐに心動かされ読み終えた頃にはすっかり尊敬と憧れの目でページを眺めていました。

というのも自分のプレイスタイルは、「相性のいい相手に相性のいい武器を持っていく」というものなのです。
そんな自分にとって、アミダクジがきっかけとはいえ愛銃1本で狩場を駆けるシュガシュガさんの姿は、とてもとても眩しいものでした。

丁度P2Gに向けてうまく扱えない武器の修行をしようとしていたところだったので、次からはあるヘビィを一丁持って狩場へ向かうことにします。勲章を得るために作りやすさだけで選んだ銃ではなく、見た目や性能を見て自分自身で選んだ“愛銃”と呼べる銃を。
シュガシュガさんにとっては見ず知らずのガキンチョでしょうが、どうかこの初心者ガンナーを応援してやってください。

それでは失礼します。
にゃにゃ 2008/02/26(Tue)17:42:23 編集
お返事:初めまして
はじめましてにゃにゃさん、ようこそいらっしゃいました。どうぞゆっくりしていってくださいね。

私も始めた当初は同じように「相性のいい相手には相性のいい武器を」持って行ってました。ガノトトスなんかには絶対近接で行きたくなかったですし。
たぶん考えが変わってきたのはハンマーを本格的に使い始めてからでしょうか。ずっと使っていくうちにこれが私の武器なんだ、って感じていくようになったんですね。ごく自然に。
そこからはハンマーでP2に出てくるモンスターは倒せるようになろうってことでずっと挑戦してたんです。

武器種の中でも一本だけを使うことに決めたのはヘビィを使い始めてからです。ずっと近接で張ってた人間からすると、ヘビィボウガンの彩りの多さは眩しいくらいだったんですよね。
そして現在リンクしていただいているハンター皆さんの影響がとても大きいです。ぜひそちらも見ていただけるとまだまだ武器への愛が高まりますよ。

私もついこの間ヘビィを触れたような、イチ初心者ガンナーです(笑、それこそ無印から狩人をされてる方からすればガキンチョですよ。ぜひ一緒に頑張っていきましょうね。

ところでにゃにゃさんが担がれる一本は何のヘビィでしょうか?いづれにせよ、その一本がにゃにゃさんのモンスターハンターの世界を広げてくれる一本となることを祈っています。

またいつでもいらしてくださいね!
それでは失礼します。
シュガシュガ 2008/02/26(Tue)21:14:59 編集
お返事書かせていただきます。
そうでしたか。やっぱり多くの人がこの道を歩んで行かれたんでしょうか。ボウガンは無印からずっと手に取りたかったんですが、ようやく踏ん切りがつきました。慢性的な金欠が悩みですが…ガンバります。
なるほど、これからリンク先のハンターさんの狩りの様子も見てみます。某所でも有名な方もいらっしゃるので、なるべく多くの情報を自分のものに出来るよう読み込みたいと思います。

自分はモノデビルキャスト改を担ぐことにしました。
初心者が持つには癖のあるボウガンかも知れませんが、元孤高のハンターとして孤高のモンスターと共にガンバります。


それから、先ほどはURL欄に書くことを躊躇ってしまいましたが、自分もブログを書いています。初心者ガンナーの成長を見守ってやってください。
それから、そこにこちらへのリンクを張らせていただいてもいいでしょうか?よろしくお願いします。

早速愛銃を担いで狩りへ行って参ります。それでは失礼します。
にゃにゃ URL 2008/02/26(Tue)21:21:56 編集
お返事:お返事書かせていただきます。
というか無印からのハンターさんだったんですね!それなら私のほうがものすごく後輩ですよう。

おお、モノデビルキャストを選ばれましたか。白銀のボディを持った美しい銃ですね。
性能面ではかなり個性的な銃ですよね。主力攻撃弾3種にあえて絞りながらも、キッカケさえ与えてあげれば爆装の能力は並みの銃を上回るという少しあまのじゃくな子ですよね。
しかし使いこなしてやればそのあまのじゃくは、通常攻撃弾の利かない敵に対すると、うってかわったように化ける、二面性のある銃だと思います。

非常に恐縮なんですが、初見での相互リンクはお断りさせていただいてるんです。
もう少しゆっくりとにゃにゃさんの御活躍を見させていただいてから、こちらからもリンクさせていただくつもりです。申し訳ありませんが、御了承ください。

モノデビルキャストとにゃにゃさんの先に新たなる世界がありますよう願っています。
それでは失礼します。
シュガシュガ 2008/02/26(Tue)22:15:56 編集
何度も申し訳ありません…。
いえ、ずっとオフ専だったので腕は大したことありませんよ。
出来るだけモノデビルキャスト改が扱える弾だけでクリアしていきたいと思ってますが、グラビモス亜種なんかには追加しないと厳しいかな、なんて考えてます。

あぁ、どうやら誤解を招いてしまったようで…。
相互リンクではなく、自分のブログ記事内でこちらのブログを紹介するという形でのリンクをしてもいいか、ということだったんです。相互リンクをされていないのは承知していましたし。
でもそもそもリンクフリーということなので、この質問自体不要だったんですよね…。


そして何度も連続してコメントしてしまって申し訳ありません。少し自重します。
まずは鳥竜種制覇目指してがんばります。それでは失礼します。
にゃにゃ URL 2008/02/27(Wed)17:38:30 編集
お返事:何度も申し訳ありません…。
グラビモス亜種ってことはもしかして腹破壊までの弾選択に悩んでいらっしゃるのでしょうか。それでしたらそのままモノデビルを使われても問題ないかも。確かに爆装付加して腹壊したほうが早いんですけど、私はいつも貫通弾でガシャガシャやってる間に気づいたら壊れてた、という感じが多いですね。

なるほど、そういうことでしたか(笑。そういうことなら大歓迎ですんで、どうぞリンクしてやってください。

あはは、そんな気を遣わずにいつでも何度でも来てくださいな。
それでは御活躍を願っています。失礼します。
シュガシュガ 2008/02/27(Wed)19:09:29 編集
しつこく登場
初コメントから2日目にして4回目のコメントです。

なるほど、貫通弾だけで十分いけるんですね。亜種には特に有効と聞く毒弾も撃てないのでせめて固定ダメージを、と思ったのですが、愛銃を信じます。せめて咆哮からのコンボをもらわないように、高級耳栓はつけようかと思っていますが…。
ありがとうございます、早速リンクを張らせていただきます。

それでは失礼します。


そうそう、MHとは関係ない話ですが、自分も「狼と香辛料」見てますよ。
あの世界観は大好きです。やっぱりMHと似たところがありますよね。そしてなんといってもホロがかわいいです。さらに声優陣も実に豪華。原作を買おうかと思っているところです。

脱線しすぎました…。
それでは今度こそ、失礼します。
にゃにゃ URL 2008/02/27(Wed)22:46:28 編集
お返事:しつこく登場
お返事がおくれてしまってもうしわけありません。
あははこんだけ短いスパンで来ていただいた方は初めてですね(笑。

最近はあまり見れていませんが、いい作品ですよね、狼と香辛料。あれで音楽がケルトだったりしたらなお好きになるんですが。

にゃにゃさんがどこまでモノデビルと共に歩まれるのか、こちらも楽しみにしています。がんばってくださいね。

それでは失礼します。
シュガシュガ 2008/02/29(Fri)08:30:50 編集
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自己紹介:
新大陸にて狩猟活動中。
狩人の矜持と思い出は十年の時を越える。
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